ここでは、TOEIC® L&R TESTで頻出の単語・イディオムをピックアップしています。語彙が増えるほど、英語力はアップしていきます。気軽に覚えましょう!
<今日の単語>
audience【名詞】 聴衆、観客、読者
<覚えておきたいフレーズ>
The audience gave a round of applause.
観客が一斉に拍手した。
<音声> クリックすると音声が流れます♪
イラスト:STUDY
ここでは、TOEIC® L&R TESTで頻出の単語・イディオムをピックアップしています。語彙が増えるほど、英語力はアップしていきます。気軽に覚えましょう!
<今日の単語>
audience【名詞】 聴衆、観客、読者
<覚えておきたいフレーズ>
The audience gave a round of applause.
観客が一斉に拍手した。
<音声> クリックすると音声が流れます♪
イラスト:STUDY
【ゴロ】インコのお宿
【意味】【名】宿
【発音】[ɪn]
【例文】
At this inn, you can stay overnight or just enjoy a nice meal.
この宿では宿泊もできるし、おいしい食事を楽しむだけでも大丈夫です。
TOEIC® L&R TEST対策ポイント
innはPart 2〜7の設問や本文で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。
前置詞のinと同じ語源で、「住居」を意味する言葉から派生した名詞です。nが2つあることに注意しましょう。
比較的小規模の宿泊施設を表し、具体的には1階に飲食店が入っているような、2階建て程度の小さな旅館や宿屋を指します。
country inn「田舎の旅館」、local inn「地元の宿」、family-operated inn「家族経営の旅館」、bed-and-breakfast inn「朝食付きの宿」、seaside inn「海辺の宿」など、庶民的な宿泊施設を表す際に用いられます。
また“XXX Inn”のように、ホテルやレストランの名前に使われることもあります。
stay at an inn「宿に泊まる」のように、動詞stayとともに用いることが多いですが、他にも、run an inn「宿屋を営む」などのフレーズを覚えておきましょう。
この単語は母音で始まるため、不定冠詞をつける場合はanになります。複数形の場合、innsとsがつきます。
類語のlodge「旅館、小屋」、accommodation「宿泊施設」も、あわせて言えるようにしておきましょう。
イラスト:堀道広
今回は、間違った英語表現が誤解を生んだ事例です。さっそく、ポイントをおさらいしてみましょう。
◆日本人が間違えやすいポイント
赴任先の海外で、日本人は財布を盗まれました。警察に行き、My wallet is stolen. と被害の状況を伝えたところ、 なぜか疑いの目を向けられてしまいます。
実は、My wallet is stolen.に「財布が盗まれました」という意味はありません。それどころか、このフレーズは「私の財布は盗まれたものです、私の財布は盗品です」というとんでもない意味になってしまいます。
◆正しい表現はコレ!
「私の財布が盗まれました」は、My wallet was stolen. が正しい表現です。
日本人が間違えて使ったMy wallet is stolen. という文章との違いは、be動詞が現在形のisか、過去形のwasか、という点だけ。でも、ここを間違えると意味が大きく変わってしまうので注意が必要です。自分の所持品が盗まれたことを伝える際は、be動詞を必ず過去形にして、My … was/were stolen. になることを覚えておきましょう。
自分の財布が盗まれたことを伝えるほかの言い回しに、Someone stole my wallet. があります。someone(だれか)を主語にし、「だれかが私の財布を盗んだ」→「私の財布が盗まれた」という意味になります。
また、get stolen(盗まれる)というイディオムを使ったMy wallet got stolen. も、同じ意味の表現です。
◆さらに応用TIPS!
いざという時に役立つフレーズを紹介しましょう。
【とっさのひと言フレーズ ~盗難~】
My smartphone got snatched.
スマートフォンをひったくられました。
My wallet was pickpocketed.
財布をすられました。
I’ll call the police.
警察を呼びます。
He took my bag!
彼が私のカバンを取り(盗み)ました!
It’s the man wearing black!
黒い服の男です!
Get him!
彼をつかまえて
【とっさのひと言フレーズ ~落とし物・忘れ物~】
I dropped my wallet.
財布を落としました。
I forgot my umbrella on the train.
電車に傘を忘れました。
I had it on the way here.
ここに来るまではありました。
I might have dropped it in the store.
その店で落としたかもしれません。
漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド
【ゴロ】「コント楽っ!」と脱アイドルしてタレント契約
【意味】【名】契約 【動】契約する、縮める
【発音】【名】[kɑ́ːntrækt] 【動】[kəntrǽkt]
【例文】
Please sign both copies of the contract, and send one back to us.
契約書は両方に署名をし、1部を弊社にご返送ください。
TOEIC®対策ポイント
contractはPart 2〜7の設問や選択肢、本文で出てきます。TOEIC®スコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。
名詞の場合「契約、契約書、婚姻」、動詞の場合「契約する、(交わりを)結ぶ、収縮する」などの意味で用います。名詞と動詞でアクセントの位置が異なるので、注意してください。
「契約する」「契約を取りつける」と言う場合、ネイティブは一般的に動詞の contractで表現するよりも、make a contract「契約を結ぶ」や get a contract「契約を取り付つる、請け負う」のように〈動詞+名詞のcontract〉の形で表現します。
これは動詞のcontractがフォーマルな表現であり、make a contractのような言い回しを使うほうが口語的となるからです。
このような表現として、他にclose a contract「契約を締結する」、sign a contract「契約を結ぶ」、win a contract「契約を勝ち取る」、enforce a contract「契約を履行する」、confirm a contract「契約を確認する」、discharge a contract「契約を解除する」など、さまざまな言い回しがあります。
また名詞では、employment contract「雇用契約」やcontract procedures「契約手続き」、contract charge「契約手数料」、contract basis「契約条件」などの表現もよく使われます。
TOEIC®でcontractは最重要語の1つですから、さまざまな表現を身につけてください。
形容詞の contractual「契約の、契約上の」、副詞のcontractually「契約上」、関連語のcontractor「請負業者」、また類語であるdeal「取引」もあわせて覚えておきましょう。
イラスト:堀道広
TOEIC® L&R TESTの勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース」の人気講師でTOEIC® L&R TEST990点満点を持つ関正生先生が解決します!
関先生からのアドバイス
本番3日前から前日までは長文とリスニング。当日はリスニングに取り組んで、本番に向けて気持ちを盛り上げましょう
◆本番3日前からコンディションを整えていく
試験本番3日前から前日までは、長文とリスニングに取り組むのがよいでしょう。この本番直前の期間は、文法や単語の学習から多少離れてしまっても大丈夫です。
文法や単語は、あらかじめ基礎を身につけておけば、多少ブランクがあっても、問題が解けなくなることはありません。逆に、長文やリスニングは少しでも離れてしまうと、感覚が鈍ってしまいます。演習問題を解くだけでなく、音読やシャドーイングにもしっかり取り組んで、コンディションを整えていきましょう。
◆当日はリスニングで波に乗れれば、リーディングも突っ走れる
当日、試験が始まるまでは、徹底的にリスニングをしてください。移動中だけでなく、会場に着いてからも、試験開始ギリギリまでできるはずです。
TOEIC® L&R TESTはリスニングから始まりますから、そこに向けてウォーミングアップするイメージで取り組みましょう。実際に試験がスタートして、リスニングでうまく波に乗れれば、いいテンションのまま、リーディングも解き進められます。
ちなみに、会場で付箋だらけの文法書や単語帳を見直している人も見かけますが、TOEIC® L&R TESTではあまり効果がありません。そうした「忘れそうなところを最後にチェックして、直前に詰め込む勉強」は、試験範囲が決まっている学校の試験でのみ通用する方法。TOEIC® L&R TESTでは、実践的なビジネス英語のすべてが出題範囲ですから、文法書や単語帳に出ている内容がピンポイントで出てくることはありません。
TOEIC® L&R TESTの試験本番で重要なのは、いかに気持ちを「本番モード」に持っていけるかです。「なぜだかわからないけれど、今日は英語がわかる」「なんだか“ノリ”で問題が解けてしまう」のような、ちょっとした“勘違い”も必要だと言えます。いい波に乗れるかどうかで、スコアが50点は変わると思いますよ。
【ゴロ】「あ、上や!」ムカデに気づき用心する
【意味】【形】用心して、気づいて
【発音】[əwéəʳ]
【例文】
We are aware of the error, and we are fixing the website now.
私どもはそのエラーを認識しており、現在ウェブサイトを修正しています。
TOEIC® L&R TEST対策ポイント
awareはPart 2〜7の設問や選択肢、本文で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。
元々は「用心深い」という意味の単語で、「用心深い」→「用心して」→「気づいて」「認識して」という意味になりました。自分で直接見聞きしたり、人づてに聞いたりして気づいたこと・わかったことに対して用います。
be aware of 〜「~に気づいている、〜を知っている」や、be aware that 〜「〜ということに気づいている」の言い回しで使われることが多く、awareの後に直接名詞が続くことはありません。
TOEIC® L&R TESTでは、be aware of trouble「問題に気づいている」、be aware of consumer concerns「消費者の懸念を意識する」、be aware of current trends「現在の動向を認識している」、be aware of the deadline「締め切りを承知している」など、フォーマルな表現として使われます。
関連表現として、名詞のawareness「認識、知っていると言うこと」では、public awareness of 〜「〜に関する一般認識」や、raise public awareness「一般の認知をあげる」などの言い回しも重要です。
awareと反対の意味を持つ形容詞 unaware「気づかないで、知らないで」も、be unaware of 〜で「〜を知らない、〜に気づいていない」、be unaware that〜で「〜ということを知らない」のように、awareと同様のフレーズで使われます。unawareの名詞形であるunawareness「無意識」、副詞のunawares「気づかずに、思いがけなく」も、あわせて覚えておきましょう。
イラスト:堀道広
今回は、単語の意味をひとつしか知らなかったために、相手の発言を勘違いした事例です。さっそく、ポイントをおさらいしてみましょう。
◆日本人が間違えやすいポイント
日本人は、クライアントの外国人女性とレストランで会食中です。食事を終えてしばらくすると、外国人がI have company. とひと言。company=「会社」なので、日本人は「彼女が会社を持っている」という意味にとらえますが、ふたりの会話はすれ違ってしまいます。一体なぜでしょうか。
companyという単語には、「会社」のほかに「来客」「仲間」「交際」などさまざまな意味があります。この会話で外国人が言ったI have company. は、「会社を持っています」ではなく「来客があります」という意味で使われています。つまり、I have visitors. と同じ意味のフレーズです。
もし、来客を理由に誘いを断らないといけない場合は、I can’t go out tonight, I have company coming over.(今夜は外出できません、来客があります)のように表現します。
ちなみに、companyの前にaをつけるとI have a company. 「会社を持っています」という意味になります。aがあるかないかで意味が変わるので注意しましょう!
◆さらに応用TIPS!
companyを使ったイディオムもチェック!
・run a company「会社を経営する」
Richard runs his own company.
リチャードは自分の会社を経営しています。
・own a company「会社を所有する」
The Smith family owns a successful catering company.
スミス一家は成功したケータリング会社を所有しています。
漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド
ここでは、TOEIC® L&R TESTで頻出の単語・イディオムをピックアップしています。語彙が増えるほど、英語力はアップしていきます。気軽に覚えましょう!
<今日の単語>
stair【名詞】 段、(~sで)階段
<覚えておきたいフレーズ>
go up the stairs
階段を上る
<音声> クリックすると音声が流れます♪
イラスト:STUDY
ここでは、TOEIC® L&R TESTで頻出の単語・イディオムをピックアップしています。語彙が増えるほど、英語力はアップしていきます。気軽に覚えましょう!
<今日の単語>
painting【名詞】 絵画、塗料
<覚えておきたいフレーズ>
paintings displayed in a museum
美術館に展示してある絵画
<音声> クリックすると音声が流れます♪
イラスト:STUDY
【ゴロ】で、グリース(油)はどの程度にしますか?
【意味】【名】程度、(温度計・角度の)度、学位
【発音】[dɪgríː]
【例文】
Ted was finally able to complete his master’s degree.
テッドはついに修士号を取ることができた。
TOEIC® L&R TEST対策ポイント
degreeはものの「度合い」や「レベル」を指すことから、温度計や経度・緯度などの「度」や、「学位」、「親等」、犯罪の「等級」など、さまざまなものの具体的数値や程度を表す際に用いられます。
特にPart 6、7の求人広告では、「学位」の意味で本文中によく出てきます。bachelor’s degree「学士号」や master’s degree「修士号」、doctor’s degree「博士号」はもちろん、bachelor’s/master’s degree in economics(経済学の学士号/修士号)、bachelor’s/master’s degree in journalism(ジャーナリズムの学位)など、より具体的な経歴を表す際に使われます。
「〜の学士号/修士号を取得する」なら動詞はget や earn、obtainを、「〜の学士号/修士号を持っている」ならば have や hold を使って表現します。
have a university degree in a relevant discipline「関連領域で学位を持つ」や、expert with a doctor’s degree in〜「〜の博士号を持つ専門家」などのフレーズもよく使われます。ちなみにアメリカでは、doctor’sよりdoctorate「博士号」をよく使います。
気温など具体的な数値を表す際は、It’s about minus 10 degrees.「マイナス10度くらいです」のように、複数形になることに注意してください。
「〜親等」を表す場合、「一親等の血族」であれば blood-relative in the first degreeです。
「程度」や「度合い」の意味では、to a certain degree「ある程度」や in some degree「いくらか、多少」、複数形のby degrees「次第に、徐々に」などの言い回しも覚えておきたいです。似た意味を持つ単語に、extent「程度、範囲」があります。
学位とあわせて、Ph.D.「博士号」やdiploma「卒業証書」などの関連表現も、再度確認しておきましょう。
イラスト:堀道広