ここでは、TOEIC® L&R TESTで頻出の単語・イディオムをピックアップしています。語彙が増えるほど、英語力はアップしていきます。気軽に覚えましょう!
<今日の単語>
remove【動詞】 ~を取り除く
<覚えておきたいフレーズ>
remove a carpet
カーペットを取り除く
<音声> クリックすると音声が流れます♪
イラスト:STUDY
ここでは、TOEIC® L&R TESTで頻出の単語・イディオムをピックアップしています。語彙が増えるほど、英語力はアップしていきます。気軽に覚えましょう!
<今日の単語>
remove【動詞】 ~を取り除く
<覚えておきたいフレーズ>
remove a carpet
カーペットを取り除く
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イラスト:STUDY
【ゴロ】初(うい)リング! 快くOKする
【意味】【形】快く〜する、進んで〜する
【発音】[wɪ́lɪŋ]
【例文】
If you’re willing to take part in this project, I could use your help.
君がこのプロジェクトに快く参加してくれたら、君の手を貸りられるんだが。
TOEIC® L&R TEST対策ポイント
willingはPart 2〜7の設問や本文で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。
動詞will「望む、意図する」の現在分詞が元になってできた形容詞で、TOEIC® L&R TESTでは、be willing to ~「快く〜する、進んで~する」のフレーズでよく使われます。
このフレーズには、何かをすることに対して準備ができている、言われなくてもやる気でいるという含みがあります。
Jesse said he would be willing to work on Saturdays until the new program is finished.
ジェシーは新しいプログラムが完成するまで、進んで毎週土曜日に働くつもりだと言った。
そのためこの例文も、「ジェシーは新しいプログラムが完成するまで、(言われずとも)進んで毎週土曜日に働くつもりだと言った」というニュアンスになります。
積極的に「〜したい」という意味に加えて、「〜してもかまわない」「〜するのもいとわない」というニュアンスもあることに注意しましょう。
be willing to ~を使った表現として、be willing to help「快く手伝う」、be willing to learn「進んで学ぼうとする」、be willing to accept the risk「リスクを受け入れるのもいとわない」、be willing to be cooperate「快く協力する」などの言い回しがあります。
形容詞の場合「協力的な、熱心な」という意味があるので、willing heart「やる気」、willing partner「協力者」などの表現で用います。willing or not「好もうと好むまいと」、willing or unwilling「否応なしに」などのフレーズもあわせて覚えておきましょう。
名詞はwillingness「進んでやること、意欲」です。
イラスト:堀道広
今回は、フレーズを文字どおりの意味でとらえてしまい、相手の質問の意味を勘違いした事例です。さっそくポイントをおさらいしてみましょう。
◆日本人が間違えやすいポイント
デスクにある資料を片づけながら、同僚の外国人が Let’s call it a night. とひと言。これを見た日本人は、同僚が”Night”という名前の肝入りのプロジェクトに携わっていると誤解しました。このフレーズが決まり文句だということを知らず、直訳でとらえてしまったためです。
Let’s call it a night. は「今夜はここまでにしよう、今夜はこれで終わりにしよう」という意味です。
Let’s call it a day.「今日はここまでにしよう」と同じ意味合いで、どちらも仕事を切り上げるときに使うフレーズですが、Let’s call it a night. は文字通り夜まで仕事をしていた際に使います。
会話での使い方を確認しましょう。
A: Let’s call it a night.
今夜はここまでにしよう
B: Sounds good! Why don’t we grab a drink?
いいね! 飲みに行かない?
A: We got a lot done today.
今日は仕事がはかどった
B: Yeah, let’s call it a night.
そうだね、今夜はここまでにしよう
◆さらに応用TIPS!
残業や時短勤務など、働き方に関する英語表現をチェック!
・My company has asked us not to work overtime unless it is necessary.
会社は、必要がない限り残業しないよう私たちに要求した。
・He’s always working overtime. / He’s always working late.
彼はいつも残業している。
・After I return from childcare leave in April, I will work shorter hours.
私は4月に育児休暇から復帰したあと、時短勤務します。
・She has shorter work hours until August.
彼女は8月まで時短勤務です。
・In our staff meeting today, we discussed work style reform.
今日のスタッフミーティングで、働き方改革について話し合った。
漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド
ここでは、TOEIC® L&R TESTで頻出の単語・イディオムをピックアップしています。語彙が増えるほど、英語力はアップしていきます。気軽に覚えましょう!
<今日の単語>
lawn【名詞】 芝生
<覚えておきたいフレーズ>
mow the lawn
芝生を刈る
<音声> クリックすると音声が流れます♪
イラスト:STUDY
TOEIC® L&R TESTの勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース」の人気講師でTOEIC® L&R TEST990点満点を持つ関正生先生が解決します!
関先生からのアドバイス
返り読みしてでも意味を正しく取れるようになるのが先。英文解釈の参考書で学習してみてください
◆構文がわからなければ、スラッシュを入れる場所もわからない
質問者の方のスコアを見る限りでは、今は返り読みをしてでも、英文の意味を正確に取れるようにするべきです。厳しい言い方をすれば、返り読みしても英文の意味を取れない状態で、無理やりスラッシュリーディングをしているために、ますます長文が読めなくなっている可能性もあります。
「英文を、日本語の語順になるように文の後ろから訳していく『返り読み』はよくない」「英文を英語の語順のまま読み、意味が区切れるところでスラッシュを入れながら読むのがよい(スラッシュリーディング)」という意見は、確かに昔からよく耳にします。僕が子どもの頃も、このように教えられていました。「英語の語順のまま意味を取っていくことで、長文を早く読めるようになる」という考え方です。
ただ、英語の構文を理解できていなければ、どこで意味が区切れるかすらわかりません。質問者の方は、そうした構文を正しく把握できていないのではないかと考えられます。
繰り返しになりますが、現段階では、文章の構造を丁寧に把握しながら、一文ずつ読めるようになることが先決です。500点を超えたら、長文の読み方を身につけるステップへ進みましょう。
◆英文解釈の学習には大学受験の参考書も有用
英語構文・精読・英文解釈の学習には、大学受験用の参考書を活用するのもおすすめです。質問者の方は学生とのことですので、当時使っていたものがあれば、今一度復習してみてください。ちなみに、僕がリーディングの基礎力を身につけることができたのは、受験勉強のおかげだと言っても過言ではありません。
もちろん、TOEIC® L&R TESTに特化した対策はする必要がありますが、基礎力をつけるためには、大学受験用の問題集・参考書は有用です。「スタディサプリENGLISH」と並行して、ぜひ取り組んでみてください。
今回は、間違った英語表現で相手を困惑させてしまった事例です。さっそくポイントをおさらいしてみましょう。
◆日本人が間違えやすいポイント
日本人と外国人はオンラインでビデオ会議をしています。相手の音声が聞こえづらいと感じた日本人は、「あなたの声が聞こえません」と伝えるつもりで You’re losing your voice. と言いました。
でも、実は lose one’s voiceは「(風邪で)声が出なくなる、声が枯れる」という意味。外国人には「(風邪を引いて)あなたの声が枯れている、あなたの声が出ていない」という意味で伝わってしまったのです。
◆正しい表現はコレ!
「あなたの声が聞こえません」と伝えるフレーズは、I can’t hear you. や I can’t hear your voice. です。どちらも、ビデオ会議や電話で相手の声が聞こえないときに使います。
I’m sorry, but I can’t hear you. 「申し訳ありませんが、あなたの声が聞こえません」のように、前にワンクッション置くフレーズを入れたり、
I can’t hear your voice. Could you speak a little louder? 「あなたの声が聞こえません。もう少し大きな声で話していただけますか?」のように、具体的にどうしてほしいか伝えるフレーズを付け足して使うことも可能です。
また、自分の音声が相手に届いているかを確認する場合は、Can you hear me?「私の声が聞こえますか?」もしくは Is this volume okay?「この音量で大丈夫ですか?」とたずねましょう。
◆さらに応用TIPS!
オンラインのビデオ会議で使えるさまざまな表現をご紹介します。
・Your sound is cutting out.
音声が途切れています。
・Is your mic on mute?
マイクがミュートの状態ですか?
・Can you adjust your mic volume?
マイク音量を調整できますか?
・How is your Internet connection?
インターネットの接続はどうですか?
・Can you share your screen? I can’t see the document.
画面を共有できますか? 文書が見えません。
・Could you look at these slides for me? I’ll share my screen now.
こちらのスライドを見ていただけますか? 今画面を共有します。
漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド
【ゴロ】フォワードがメールを転送する
【意味】【動】~を転送する
【発音】[fɔ́ɚwərd]
【例文】
Would you please forward the e-mail to me?
そのメールを私に転送していただけますか?
TOEIC® L&R TEST対策ポイント
forwardはPart 2〜7の設問や選択肢、本文で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。
forwardは、「前方へ」「今後」「先を見越して」といった副詞・形容詞として使われることが多いですが、TOEIC® L&R TESTでは動詞でも出題されます。forwardのイメージは「前に進める」ですから、動詞の場合「前に進める」→「転送する、送る、進める」という意味になります。
なかでもTOEIC® L&R TEST頻出のフレーズは、forward an e-mail「メールを転送する」。
「メールを前に進める」→「メールのやり取りを前に進める」→「転送する」とイメージするといいでしょう。
Please forward this e-mail to a responsible department.
このメールを担当部署に転送してください。
forward A to B「AをBに転送する」は、メールでのやり取りの際よく使う表現です。メールだけでなく、郵便物や、ウェブサイトのリンクの転送にも使えます。
Please forward my letter to my new address.
私あての手紙を新しい住所へ転送してください。
forwardは他にlook forward to ~「〜を楽しみに待つ」や、go forward with a plan「計画を先に進める」でも頻出です。
look forward to ~は後に動詞が続く場合、ing形にするのを忘れないようにしましょう。
We are looking forward to sharing this term’s sales figures with our shareholders.
我々は今期の売上高を株主に知らせることを楽しみにしている。
イラスト:堀道広
【ゴロ】クワ、糸でかなり長持ちする
【意味】【副】かなり、完全に
【発音】[kwaɪt]
【例文】
This software is quite useful for making presentations.
このソフトウェアはプレゼンテーションを行うのにかなり役立つ。
TOEIC® L&R TEST対策ポイント
quiteはPart 2〜7の設問や本文で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。
動詞や形容詞などを修飾して、「かなり」「完全に」と意味を強める際に用います。
I like it. 私はそれが好きだ。
↓
I quite like it. 私はそれがかなり好きだ。
The number of tourists was low this year.
今年、観光客の数は少なかった。
↓
The number of tourists was quite low this year.
今年、観光客の数はかなり少なかった。
強調を表す副詞を意味の強いものから順に並べると、
absolutely、totally「すっかり、全く」→extremely、terribly「ひどく」→amazingly、surprisingly「驚くほど」→quite、very、really「非常に」→fairly、rather、pretty「かなり」…となります。
後に名詞を続ける場合、quite a ~で「かなりの〜」となることから、quite a personality「かなりの個性」、quite a person「なかなかの人」などの強調表現も可能です。
ビジネスで相手の功績をたたえる際は、That’s quite an achievement.
「それはかなりの偉業だ」などと言います。
否定語とともに用いると、「全く〜というわけではない」「完全には〜ではない」と部分否定を表します。次のような決まり文句はTOEIC® L&R TESTにも登場するので、ぜひ覚えておきましょう。
I can’t quite agree with it.
完全にはそれに賛成できません。
I’m not quite sure.
はっきりとはわからないのですが。
I’m not quite confident.
全く自信があるというわけではありません。
I can’t quite understand.
完全には理解できません。
他に、quite a few「かなり多数の」、quite a little「たくさんの、かなりの」、quite a number of「相当な数の」など、数量を強調する際にも用いられます。
I invested quite a large amount of money in their stock.
多額の資金を彼らの株に投資した。
似たスペルのquit [kwɪt]は動詞で「辞める」、quiet [kwɪt]は形容詞で「静かな」です。
イラスト:堀道広
ここでは、TOEIC® L&R TESTで頻出の単語・イディオムをピックアップしています。語彙が増えるほど、英語力はアップしていきます。気軽に覚えましょう!
<今日の単語>
produce【動詞】 ~を生産する
<覚えておきたいフレーズ>
produce a new line of cars.
新製品の車を生産する。
<音声> クリックすると音声が流れます♪
イラスト:STUDY
今回はフレーズの意味を知らなかったために、相手の発言を勘違いした事例です。さっそく、ポイントをおさらいしてみましょう。
◆日本人が間違えやすいポイント
日本人と外国人の仕事仲間がバーで飲みながら、同僚のジムの失敗談を話題にしています。
会話の中でHe dropped the ball. という表現がありましたが、drop=「落とす」、ball=「ボール」なので、日本人は「彼(ジム)はボールを落とした」という意味だと直訳したため、誤解してしまいます。しかし、これでは話のつじつまが合いません。一体どういう意味なのでしょうか。
drop the ballは「ヘマをする、重大なミスを犯す」というイディオムです。スポーツの場面で自分がポイントを取る責任がありながら落球…そんなイメージから、「重要な場面で大きな失敗する」ことを指す表現として使われています。つまり、外国人はHe dropped the ball. 「彼はヘマをした」と言ったのです。
「ミスを犯す」の表現として、make a mistakeが思い浮かぶかもしれませんが、こちらが小さなミスから大きなミスまで広く含むのに対し、drop the ballには「自分の不注意や無責任が原因で引き起こした重大なミス、努力を怠ったがゆえの大失敗」というニュアンスがあります。
ちなみに、文字通り「彼はボールを落とした」と言う場合は、He dropped a ball. となります。theがつくか、aがつくかで意味が変わるので注意が必要です。
drop the ballの使い方を会話例で確認しましょう。
A: Brian was supposed to give the presentation today, right?
ブライアンは今日プレゼンをするはずだったよね?
B: Yeah. He dropped the ball and didn’t prepare anything.
うん。彼はヘマをして何も準備しなかったよ
◆さらに応用TIPS!
「ヘマをする」「しくじる」「大失敗をする」などの意味を持つイディオムと実際の言い回しで使う例をご紹介しましょう。フォーマルなシーンでは使わないカジュアルな表現ですが、友人や同僚との会話で非常によく使われます。
●screw up
She screwed up at work.
彼女は仕事でヘマをした
I screwed up and send an email to someone else.
私は間違えてほかの人にメールを送ってしまった
●mess up
He messed up his chances at a promotion.
彼は昇進の機会に大失態を犯した
I messed up!
やってしまった!
漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド