TOEIC® L&R TESTの勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース」の人気講師でTOEIC® L&R TEST990点満点を持つ関正生先生が解決します!
本日のお悩み
Part6の長文穴埋め問題は、ビジネスレター、請求書、旅行の申込書、電力会社からの通知などが出題されますが、国内企業で働いているとあまり目にしないものばかりです。実物を目にしたことがなくても学習に支障はないでしょうか? TOEIC® L&R TESTの問題集をやっておけば学習教材としては十分ですか?
(女性 30代前半 会社員 TOEIC® L&R TEST700点)
関先生からのアドバイス
フォーマットを知らなくても英語力を鍛えれば大丈夫。「形」で解ける問題も多いです
◆模試や問題集をある程度やればPart6のパターンはつかめる
結論からいえば、英語の請求書や申込書などのフォーマットを実際に見たことがなくても、Part6対策は十分可能です。Part6はバリエーションも多くありませんし、ある程度の模試や問題集に取り組めば十分パターンをつかめます。
もちろん、バリエーションを完全に網羅できるわけではなく、ときには予想もできないようなフォーマットが出題されることもあります。例えば、初めてスマートフォンのチャット画面が出題されたときは話題になりました。それでも、TOEIC® L&R TESTで出題されるフォーマットは、実際に世の中で使われているものの中でも、比較的シンプルなものばかりです。模試や問題集で見たことのないフォーマットが本番で登場しても、あまり驚かずに取り組みましょう。
◆フォーマットを知らなくても「形」で解ける問題は多い
そもそも、Part6では「フォーマット独自のルールや特徴を知らなければ解けない」という問題はありません。確かに、なじみのないフォーマットに苦手意識を持ってしまうのはわかりますが、実際は見かけだけです。スタディサプリENGLISHの講義でも解説していますが、内容や意味を見なくても「形」(文法)で解ける問題も多くあります。
ほとんどの学習者は学校などで意味から解くように習っていると思うので、形で解くことになかなか慣れないかもしれませんが、そのほうがスピーディで確実ですし、フォーマットにも悩まされなくなるはずです。講義動画を見たり、演習問題に取り組んだりしながら訓練してみてください。