TOEIC® L&R TESTの勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース」の人気講師でTOEIC® L&R TEST990点満点を持つ関正生先生が解決します!
本日のお悩み
単語を覚えているとき、品詞までなかなか覚えられません。Part5、6で時間がかかって長文に時間を回せないことが多くあるほど、文法問題に苦手意識があります。アドバイスをいただけないでしょうか。
(男性 30代前半 会社員 TOEIC® L&R TEST495点)
関先生からのアドバイス
品詞は基本ルールをしっかり学習すれば、比較的簡単に見分けられるようになります
◆品詞はルールを押さえれば判別できる
質問者の方は品詞に苦手意識があるようですが、品詞は基本ルールを覚えてしまえば、比較的簡単に判別できるようになります。逆に、苦手意識があるのなら、一度きちんと品詞に向き合って学習し、理解を深めるべきです。
とはいっても、労力としては文法1単元くらい、時間でいえば1日くらいで一通り学習できると思います。スタディサプリENGLISHにも、「パーフェクト講義 英文法編」*1や「パーフェクト講義 Part5対策」*2に品詞のコンテンツがありますので、しっかり取り組んでみてください。
*1「パーフェクト講義 英文法編」では、助動詞、不定詞、動名詞、分詞、関係詞、冠詞、名詞、代名詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞などを取り上げています。
*2「パーフェクト講義 Part5対策」では、名詞、形容詞、副詞、代名詞、接続詞、前置詞などを取り上げています。
◆例外的な品詞に振り回されないように
ただし、品詞のルールにも例外があります。例えば、「“-ly”で終わる単語は副詞」という基本ルールがありますが、friendlyは“-ly”で終わるにもかかわらず、形容詞の用法がある単語です。「形容詞+“-ly”」は副詞ですが、「名詞+“-ly”」は形容詞になるのです。
このような例外に振り回されるのではなく、まずは文法の学習を一通り終えた後に、ひとつずつ例外を覚えていくようにしましょう。必ずしもまとめて覚えようとしなくてもかまいません。学習するなかで「例外を覚える余裕がある」と感じられるときに取り組む程度でOKです。