TOEIC® L&R TESTの勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース」の人気講師でTOEIC® L&R TEST990点満点を持つ関正生先生が解決します!
本日のお悩み
リスニングはいつも満点の495点が取れますが、リーディングは420~450点以上にはなかなか伸びません。点数の差が大きい場合の学習方法があれば教えてください!
(男性 30代後半 会社員 TOEIC® L&R TEST960点)
関先生からのアドバイス
150点未満の点数差は気にしなくてOK。リーディングを強化すればリスニングももっと伸びます
◆リスニングがリーディングよりスコアが高いケースは多い
まず、質問者の方の点数差は100点未満とそれほど大きくないので、悩む必要はありません。実はTOEIC® L&R TESTではリスニングのほうがリーディングよりもスコアが出やすい傾向にあるので、質問者と同様のケースは数多く見られます。
ただし、リスニングとリーディングの点数差が150点くらいある場合には、足りないほうを集中的に伸ばすことが必要です。
端的に言うと、学習の課題を見つけようとTOEIC® L&R TESTのテスト結果を見るよりも、日ごろの学習で解答と解説をしっかり確認することのほうが大切だということ。スタディサプリENGLISHの講義動画では、こうした「つまずきの本質」についてくわしく解説していますので、ぜひ視聴してほしいと思います。
◆リーディングを強化しないとリスニングも頭打ちに
リスニングのほうがリーディングよりスコアが高くても、「すでにリスニングはできるようになっている」と満足してはいけません。英文理解力の土台はリーディング力です。言い方を変えると、リーディング力が身についていなければ、リスニング力も頭打ちになってしまうということです。
ですから、リスニングのほうがリーディングよりスコアが高い人は、「リーディングができていない」と危機感を持って、重点的にリーディングの学習をしてほしいと思います。そうすれば、今以上にリスニング力も伸びるはずです。
逆に、リーディングのほうがリスニングよりスコアが高い場合は、大いに伸びしろがあると言えます。もちろん、リスニング対策は必要ですが、基礎力があるので、リスニングのスコアも伸ばしやすいでしょう。