quite
【ゴロ】クワ、糸でかなり長持ちする
【意味】【副】かなり、完全に
【発音】[kwaɪt]
【例文】
This software is quite useful for making presentations.
このソフトウェアはプレゼンテーションを行うのにかなり役立つ。
TOEIC® L&R TEST対策ポイント
quiteはPart 2〜7の設問や本文で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。
動詞や形容詞などを修飾して、「かなり」「完全に」と意味を強める際に用います。
I like it. 私はそれが好きだ。
↓
I quite like it. 私はそれがかなり好きだ。
The number of tourists was low this year.
今年、観光客の数は少なかった。
↓
The number of tourists was quite low this year.
今年、観光客の数はかなり少なかった。
強調を表す副詞を意味の強いものから順に並べると、
absolutely、totally「すっかり、全く」→extremely、terribly「ひどく」→amazingly、surprisingly「驚くほど」→quite、very、really「非常に」→fairly、rather、pretty「かなり」…となります。
後に名詞を続ける場合、quite a ~で「かなりの〜」となることから、quite a personality「かなりの個性」、quite a person「なかなかの人」などの強調表現も可能です。
ビジネスで相手の功績をたたえる際は、That’s quite an achievement.
「それはかなりの偉業だ」などと言います。
否定語とともに用いると、「全く〜というわけではない」「完全には〜ではない」と部分否定を表します。次のような決まり文句はTOEIC® L&R TESTにも登場するので、ぜひ覚えておきましょう。
I can’t quite agree with it.
完全にはそれに賛成できません。
I’m not quite sure.
はっきりとはわからないのですが。
I’m not quite confident.
全く自信があるというわけではありません。
I can’t quite understand.
完全には理解できません。
他に、quite a few「かなり多数の」、quite a little「たくさんの、かなりの」、quite a number of「相当な数の」など、数量を強調する際にも用いられます。
I invested quite a large amount of money in their stock.
多額の資金を彼らの株に投資した。
似たスペルのquit [kwɪt]は動詞で「辞める」、quiet [kwɪt]は形容詞で「静かな」です。
イラスト:堀道広