entire
【ゴロ】振込み忘れ、会社全体の支払いが延滞や〜!
【意味】【名】全体の、全…
【例文】
Employee loyalty is important for the entire business.
従業員の忠誠心は会社全体にとって重要です
TOEIC® L&R TEST対策ポイント
entireはPart 2〜7の設問や選択肢で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。
entire factory「工場全体」、entire staff「全スタッフ」、entire year「丸1年」、entire age group「全年齢層」など、さまざまな場面で登場する言葉です。
Our performance doesn’t just affect us, it affects the entire company.
私たちの業績は私たちに影響を与えるだけでなく、会社全体に影響を及ぼします。
If we don’t spend our entire budget within the year, we won’t be able to request that amount for next year.
年内に全予算を使い切らなければ、私たちは来年同じ額を要求することはできません。
「全…、すべての」という意味を持つ言葉として、関連語のallやwholeもTOEIC®TESTではおなじみです。
ただしallは「全…、すべての」を表す最も一般的な語ですが、「複数のもの全部」を指すため、複数のものを修飾し、動詞も複数形になります。
一方、wholeとentireは「1つのものとして見た全体」を指すため、動詞は単数形を使います。2つの語の違いを見ると、entireは比較的堅い言葉のため、ビジネスなどのフォーマルな場で頻繁に登場します。
entire agreement 「完全な合意」、entire amount「全額」、entire business「全事業」といった表現を見ても、そのフォーマルさがわかるはずです。
それに対し、日常会話でよく使われるのはwholeです。“entire”は“whole”を更に強調させた「隅から隅まで」というニュアンスを持ちます。
たとえば「丸1週間」という意味を表すときは、entire weekでもwhole weekでも正解です。しかしビジネスではentireが、日常会話ではwholeがより好んで使われる、という程度の違いと覚えておくといいでしょう。
そのためTOEIC®TESTでも、パラフレーズ(言い換え)の例として両方の表現が登場します。
entire production processとwhole production processは、ともに「全製造工程」という意味になり、互いに言い換えが可能です。
Metals play a very important role throughout the entire production process of smartphones.
金属はスマートフォンの全製造工程を通して、非常に重要な役割を果たします。
Metals play a very important role throughout the whole production process of smartphones.
金属はスマートフォンの全製造工程を通して、非常に重要な役割を果たします。
副詞のentirely「完全に、全く」、名詞のentirety「全部、全体」もTOEIC®TESTに登場しますので、あわせて覚えておくといいでしょう。
イラスト:堀道広