【本日のテーマ】「今夜はここまでにしよう」
今回は、フレーズを文字どおりの意味でとらえてしまい、相手の質問の意味を勘違いした事例です。さっそくポイントをおさらいしてみましょう。
◆日本人が間違えやすいポイント
デスクにある資料を片づけながら、同僚の外国人が Let’s call it a night. とひと言。これを見た日本人は、同僚が”Night”という名前の肝入りのプロジェクトに携わっていると誤解しました。このフレーズが決まり文句だということを知らず、直訳でとらえてしまったためです。
Let’s call it a night. は「今夜はここまでにしよう、今夜はこれで終わりにしよう」という意味です。
Let’s call it a day.「今日はここまでにしよう」と同じ意味合いで、どちらも仕事を切り上げるときに使うフレーズですが、Let’s call it a night. は文字通り夜まで仕事をしていた際に使います。
会話での使い方を確認しましょう。
A: Let’s call it a night.
今夜はここまでにしよう
B: Sounds good! Why don’t we grab a drink?
いいね! 飲みに行かない?
A: We got a lot done today.
今日は仕事がはかどった
B: Yeah, let’s call it a night.
そうだね、今夜はここまでにしよう
◆さらに応用TIPS!
残業や時短勤務など、働き方に関する英語表現をチェック!
・My company has asked us not to work overtime unless it is necessary.
会社は、必要がない限り残業しないよう私たちに要求した。
・He’s always working overtime. / He’s always working late.
彼はいつも残業している。
・After I return from childcare leave in April, I will work shorter hours.
私は4月に育児休暇から復帰したあと、時短勤務します。
・She has shorter work hours until August.
彼女は8月まで時短勤務です。
・In our staff meeting today, we discussed work style reform.
今日のスタッフミーティングで、働き方改革について話し合った。
漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド