【本日のテーマ】「カバンに割れ物が入っています」
今回は、間違った英語表現で相手に誤解を与えてしまった事例です。さっそく、ポイントをおさらいしてみましょう。
◆日本人が間違えやすいポイント
空港のチェックインカウンターで荷物を預けるシーンです。「割れ物」を英語でどう言えばいいかわからない日本人は、考えたあげくdangerous items(危険物)という表現を使いましたが、これでは相手に誤解を与えてしまいます。
◆正しい表現はコレ!
「割れ物」は英語でbreakablesと表現します。breakableは形容詞で「壊れやすい、もろい」、名詞で「割れ物」という意味があります。「割れ物」という意味で使う場合、breakablesのように複数形になることを覚えておきましょう。
「このカバンに割れ物が入っています」は、英語でI have breakables in this bag. といいます。
ほかにも、There are breakables, please be careful.(割れ物があるので、気をつけてください)やThere is glass in this bag, please don’t drop it. (このカバンにガラスが入っているので、落とさないでください)のような表現もおすすめです。
空港のチェックインカウンターでよくあるやりとりを確認しましょう。
A: Does it have breakables?
割れ物はありますか?
B: Yes, there is glass.
はい、ガラスがあります
A: Please attach this sticker and put the bag here.
このステッカーを貼って、ここにカバンを置いてください
B: Thank you.
ありがとう
◆さらに応用TIPS!
空港の預け荷物や、郵送で送る荷物に貼るステッカーの英語表記を確認しましょう。
・FRAGILE(割れ物注意)
・HANDLE WITH CARE(取り扱い注意)
・DON’T STACK(下積み厳禁)
・DON’T DROP(落下厳禁)
日常生活で登場する表現ですから、ぜひ知っておきたいですね。
漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド